2007年6月の遺言
今回作成した遺言では、事業を継承してくれる長男へ、不動産や事業用資産を確実に相続させたいケースでした。
自分の父親の相続時には、たくさんの兄弟姉妹へ代々引継いだ不動産を渡した経験があり、自分の場合は不動産や資産を分散する事は避けなければならないと判断したからです。
先に嫁いだ長女へは、結婚した際や新居建築資金の一部を支援していますので、充分と考えています。しかし、親として割り切れない思いもあり、郵便局に長女の名前で貯金もしているようです。
今回作成した遺言内容だけで見ると、長男に大半の資産が渡るように感じます。
そこで、付言事項として、長女が結婚した際、自宅新築した際に多額の資金援助をしたことや、万一お金が必要になった場合は、お母さんが郵便貯金を預っている事を明記する事にしました。
実際に遺言が執行されることはまだまだ先の話ですが、今事業を頑張っている長男とその家族たちに父親として感謝の気持ちを分かってもらえたと思っています。
FPほりお
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