遺言を勘違い
遺言を勘違いしている人が相変わらず多いのが残念です。
｢遺言書｣と｢遺書｣は、全く違うものであることは、以前も説明したことがありますが、先日もある会社オーナーから以下の様な発言がありました。
｢まだまだ元気なので、遺言書を書くのはまだ早い｣との断わり文句です。断わり文句を残念に思っているのではありませんが、元気なうちに遺言書を書くようにご提案している私にとって、今までの説明が全く伝わっていないことが残念でなりません。
人間、何時認知症になるか分かりません。認知症になってしまってからは、遺言書を書く能力を欠くことになってしまいます。
この方は、数年前に生死をさまようほどの病気を経験して、事業を縮小してからも今なお元気で会社経営をしているのですが、個人資産も多く、将来の相続トラブルが起こりそうなパターンにある方です。
アルツハイマー病、認知症などは、身近な病気です。そうなる前に家族間で相続トラブルになりそうな場合は、遺言書を書くことをお勧めします。
FPほりお
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