エンディングノートについて その3
いよいよ、エンディングノートに何を書くの
結論から言うと、「家族に伝えたいことを、素直に書くこと」です。遺言書ではありませんので、後々大きな問題へと発展する危険性は少ないと思います。
①自分自身のことを書きましょう。
両親のこと、出生のこと、学歴・職歴など基本的事項
配偶者についても同様に書いてみては?
実印、印鑑登録、年金証書、権利書、保険証、などの保管場所
②先祖、家系図、家訓などを書いてみては?
家系図など自分の記憶を整理する意味からでも今の内に作ってみませんか
③健康、医療に関することについて書きましょう。
受診記録、健康診断の結果、かかりつけ医、薬などについて
延命など終末医療、尊厳死、臓器提供、献体、病名告知、余命告知など
④介護についての希望があれば書いておきましょう。
介護を受ける。 誰に?どこで?など具体的希望があれば
⑤お葬式やお墓についての希望があれば書いておきましょう。
葬儀社との契約、預け金などがある場合
葬式の形式、規模、予算、喪主、遺影の写真、香典の受け取りなど
戒名を持っている場合
死んだ時に連絡して欲しい。同窓会、各OB会(慶弔金支給があることも)
⑥財産のことについて、(分割方法も含めて遺言書作成をお勧めしています)
不動産の明細(登記記載の通りに記録)
貸地、貸家がある場合、借地、借家の場合、契約書の保管場所
預貯金、証券、債券等の金融機関名、支店名、届け出印鑑など
ゴルフ会員権、リゾート会員権などの契約内容がわかる書類
借金、保証人などの負の財産がある場合、確実に伝えましょう。
クレジットカードの利用明細、生命保険、損害保険の保険証書の保管場所
⑦家族へのメッセージを書きましょう。
直接には照れくさいこと、恥ずかしいことでも、素直な気持ちで書きましょう。
家族以外の方々にも伝えたいメッセージがあれば書いておきましょう。
⑧遺言書の有無、保管場所など書きましょう。
遺言書を書いておくことをお勧めしています。
FPほりお
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