九州の相続手続完了

2007.06.10 日記・コラム・つぶやき

明日九州へ出張します。昨年１２月から取り掛かった相続の案件でしたが、当初の大変な条件の中でも、解決したい気持ちが大きな障害が消えたりして、その相続手続がやっと完了することになりました。
長男が死亡した後に父親が死亡したケースで、それぞれが不動産の共有をしていて、３人子どもは全員未成年者と言うケースです。その上長男の嫁が失踪したこともあり、大変複雑な相続手続が残っていました。
当初は相続放棄の可能性が残されていると信じて、家庭裁判所へ申立をしましたが却下されました。そうこうする内に失踪した嫁から連絡があり遺産分割協議書への捺印を了承してくれましたので、やっと遺産分割協議書を作成して、相続する事が出来るようになりました。
その後、未成年者の特別代理人選任申立に２ヶ月以上を要した事もあり、半年が経過してしまいました。
費用的には大きな金額は掛からずに済んだことが何よりです。
相続手続が私の本業ではありません。相続のトラブルを起さない為に遺言を書くことを中心とした相続対策のプランニングが私の本業です。