遺言書の付言事項

2008.08.04 遺言書

遺言書作成のご依頼を受けている方に、昨日その遺言書案を読み聞かせ、その内容についてご説明することになりました。
遺言書中の付言事項について、今までお聞きした遺言者本人の歴史やご家族への思いなどを、下手な文章ではありますが書き記しました。
遺言書案を読み聞かせする中、その付言事項のところで、今までお聞きしたご苦労など色々な思いが湧き出てきて、不覚にも涙が出そうになりました。
ご本人と奥様、ご長男夫婦を前にしての説明で、何とか気付かれないよう冷静を装っていましたが、ところどころ言葉が詰まりそうになってしまいました。
いつも付言事項の内容を作成する時は、ご依頼主のお気持ちなどを感じ取り、遺言書が単なる遺産分割だけの道具にならないようにと思い、ご遺族への愛の手紙となって欲しいとの気持ちで書いています。
最後にご本人様より、自分の気持ちが書いてあるとのお言葉を頂きましたので、私の仕事を評価頂き、大変うれしく帰宅した次第です。