ネットワークビジネスの説明会

2010.05.14 日記・コラム・つぶやき

昨日、ある商品の事業説明会に参加しました。先に少しだけ予備知識を得ていましたので、それが「マルチ商法」ではと思いながら参加したものです。
講演者は堂々と「ネットワークビジネス」と発言していましたので、予想していた通りの「マルチ商法」でした。
正式には「連鎖販売取引」と言い、マルチ商法、ネットワークビジネスなどと呼ばれることが多いようです。

参加している人は女性９割、男性１割の５０～６０名程度でしょうか。講演の途中では講演者の話にうなづき、納得したような声も聞こえます。
高名な方と食事した話をして講演者もその地位にある事を印象付ける内容であったり、
ある研究者が出てきて商品の有効性などに関して話がありました。
商品は、まっとうな健康食品と言えると思いますが、その値段がまっとうでは無いと考えます。理想的な使用量では毎月の負担が６～８万円にもなります。医薬品ではないので、薬事法など制限が無く、話だけで信用してしまうこともあるのでしょうか。

マルチ商法は違法ではないと思いますが、「まっとうな商売」ではないと考えます。
上位者が儲かり、下位になればなるほど高額な商品代金の負担が大きいのです。
その商品価格が、常識的価格とどの程度乖離しているかどうかが、違法性の有無の判断基準なのでしょうか。

私を誘ってくれた人には、私の考えをメールしましたが、一旦内部に関わってしまうと抜けきれない可能性があります。深みにはまらないことを祈る思いです。