一般的な家庭の遺言
一般的な家庭では、「全てを妻に与える」事を夫婦間で確認しておけば、遺言まではいらないとすることで全く問題ないように考えてきました。
しかしながら最近の事例では、子供達もそれなりの知識を持っている事が多くなり「法定相続分」として、子供が遺産分割を要求するケースが起こっています。当然と言えば当然と言えることで、それに対応できない親の責任と言わざるを得ません。
ここでも簡単なことで、「全てを妻に与える」程度の内容で遺言を書くことをお勧めします。
子供も社会人となり、自分の家庭を持つようになれば、それなりに必要な資金が発生します。親のお金を当てにすることは当たりでもあります。
ご主人より長生きする奥様の老後生活資金を犠牲にして、子供に遺産を渡すことにならないように、遺言を書いてみましょう。
遺言信託までしなくても、簡単に遺言は作れます。
費用もそんなたくさんいりません。将来のトラブル回避できると思えば、安いと思える程度の費用です。
FPほりお
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