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ほりおのつぶやき

遺言書が必要な訳

2007.07.14 日記・コラム・つぶやき

先日、家族で事業をしている方に遺言書の提案をしましたが、自分にはまだ必要ないとの感想でした。この「まだ必要ない」が、断わりの一番多い言葉です。
しかし多くの人は、その認識でいることが将来に大きなトラブルを作ってしまうに気付かないのです。
まず最初に言いたい事は、「遺産分割では、相続人全員の合意が必要である」ことです。
全員が合意することがどれだけ難しいことか。
全員が納得して合意する事は稀であると思った方が正しいのかもしれません。
次に、相続が発生した時点で、遺産は相続人全員の共有財産となります。そのまま共有の形で保有していく事も可能ですが、一時的な処置であると考えたほうが良いでしょう。
協議して遺産分割することが出来ますが、そこで先に言った全員の合意が必要となります。
遺産分割を公平にする事は不可能なことです。現金・預貯金だけの遺産なら、簡単な割り算で分割できるでしょう。不動産など分割できないものが大きな部分を占めていることが多いのが現実です。ここで相続トラブルが発生することになります。
くれぐれも相続トラブルは弁護士や私たち、時には税務署を太らせるだけで、家族に遺す財産を減らす事にしかなりません。
こんなところを理解して欲しいと思いながら提案しています。

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